マップの透過を自動化してみた【制作講座】

マップのマスク機能によるタイル透過を自動化する方法を解説します【完全無料】【令和最新版】。
4つのプラグインの目玉機能をフル活用することで、プレイヤーが特定のリージョンを踏んだ時に立体交差や隠し通路、建物、オブジェクトが自動で透明化されるようになります。
一度コモンイベントを組んでしまえば、普通にマップを作るだけで勝手に透過されるようになるので、こだわったマップが作りやすくなります!
イベントにも透過機能が付与できるので従来のマップ制作の延長線上の考え方でこだわることが可能!
Overpass.png

使用プラグイン

PluginCommonBase
MZ付属、様々な機能を搭載した万能プラグイン。
プラグインコマンドに制御文字が使えたり、メモに同じタグを複数追加可能になったりする。
ただし、PluginCommonBaseに対応したプラグインじゃないと意味がない。
あわやまたな製プラグインは大抵プラグインコマンドの制御文字機能に対応している。
とはいえ必須ではなく、使わないなら使わないでちゃんと動作するように共通動作組んでる(InstantEvent除く)。

NRP_OverpassTile
砂川赳氏が公開している立体交差プラグインです。
MZ付属のOverpassTileの強化版で、立体交差の下にいる時はレイヤー1,2の通行判定が、立体交差の上にいる時はレイヤー3,4の通行判定が適用されるようになっています。
また、立体交差に使用するリージョン、地形タグを複数指定する事が可能です。

RegionBase
トリアコンタン氏作成、MZ付属の作業効率化プラグインです。
リージョンの上から離れた時、リージョンを踏んだ時、リージョンの上を1歩移動した時にコモンイベントを実行できるようになります。

TileMask
あわやまたな氏が公開しているタイルを部分的に透過、塗り潰しできるプラグインです。
リージョンごとに設定を決めることができます。
また、リージョンの設定を任意の座標に貼り付けることでそのマスのリージョンIDを変えずに設定のみ適用する事も可能。

動画

解説

イベントの作成
1.NRP_OverpassTileで「立体交差リージョン」を追加する。
Overpass_1.png

2.現在位置のリージョンをマスク、マスク解除するコモンイベントを作る。
Overpass_2.png
Overpass_3.png

3.RegionBaseでエリアに入ったときと出たときのコモンイベントを設定する。
コモンイベント「透過」は「エリアに侵入したときに一度だけ実行」 、コモンイベント「透過解除」は「エリアから離脱したときに一度だけ実行」のトリガーを選択。
これをリージョンの数だけ追加。
Overpass_4.png

4.全てを自動化する準備が完了しました。もちろん立体交差の上では透過されません。
マップIDやリージョンIDによって透過度を変えてみるのも面白いかも。
Overpass_5.png
※木や街灯など、上半分が☆、下半分が〇や×のタイルは上半分だけが透過され、おかしな表示になってしまいます。
そんな時はCharacterGraphicExtendの<CGTile:page,width,height>タグとプライオリティ[通常キャラと同じ]で直立するイベントにしてしまいましょう。
最後に<tileMask:upper>タグを追加すれば上層タイルの透過に合わせて透けるオブジェクトの完成です。
透けすぎる場合は<tileMaskRatio:ratio>タグで適用する倍率を調整可能。
なに?屋内と屋外の両方を表現するためのタイル枠が足りない?TilesetExを使いなさい。
(気にしない人は無視していいよこの注釈)

マップの作成
NRP_OverpassTileの使い方に沿うだけで勝手に透過されます。
1.レイヤー1、2に地面を置く。
Overpass_7.png

2.レイヤー3、4に天井を置く。
Overpass_8.png

3.部位ごとにリージョンを置く。
Overpass_9.png

4.これで隠し通路や立体交差が透過されます。
Overpass_6.png

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